本日、定休日で休ませていただきます。

 本日、ヨゾラ舎、定休日で休ませていただきます。

まずは昨日ご来店いただきました皆様、ありがとうございました。また先週ご来店いただきましたすべての皆様方にあらためて御礼申しあげます。

先週は梅雨明け以降、晴れ間が広がる日が多く本格的な夏の到来を感じさせる日々が続きました。相変わらず暑い毎日でしたが、蒸し蒸しとした梅雨時と比べると、湿度が抑えられている分、陽射しが照りつける日中はともかく、朝晩は幾分過ごしやすいように感じます。(早朝は結構爽やか、そして夏の夕暮れから宵はちょっぴり涼しく、そのせつなさが?なんだかイイ感じです。)

とは言え、これからが夏本番。猛暑が予想される今夏は今後増々暑さが募ってくることでしょう。(京都の夏の暑さはほんと厄介です。)暑さにはからっきし弱い僕には厳しい季節となりますが、ちょっとした風情に涼を求めたりしつつ?(意外と風流でしょ。よくわからんけど。)何とか夏を乗りきりたいと思います。(それより水分補給に食生活、しっかりとした睡眠が大切でしょうけど・・・。)

皆様も暑さ対策はもとより夏バテなさらぬよう、ご自愛くださいませ。どうか日々お元気でお過ごしになられますことお祈りいたしております。

「レコまつ」〜「レコまつアフターセール」、そして祇園祭も前祭を経て後祭のクライマックスの山鉾巡行までと(どういうつなぎ方や!)宴も過ぎゆき(ちなみに祇園祭は7月末まで続いております。)町も皆様の日々の暮らしも平静を取り戻しつつあられるかと存じます。(8月に入ると下鴨の古本まつりや五山の送り火などなどまた色々と催し物や行事がありますが。何より夏はやはりバカンスですかね。僕には全く縁がないですが。)

当ヨゾラ舎はもう幾久しく延々ずっ〜と(どんだけ重ねるねん!)、平静すぎる日々の連続ですが、今週、ラスト1週間、何とか営業していきたいと思っております。(来月はどうなるかわかりません。いや、今度こそマジで・・・。)

皆様、不束な店ではございますが、よろしければ、今しばらくお付き合いいただきますよう謹んでお願い申しあげます。どうぞよろしくお願いいたします。

とりあえず明日は通常通り、午前11時より営業いたします。

では、またのご来店お待ちいたしております。


8月はいっそ全休させていただいて、涼しい北欧にネッシーでも探しに行こうか。(ネス湖のあるスコットランドって涼しいのか?)


ネッシーはそこにいる」(康芳夫著 浪曼 昭和40年初版)

数々の企画で世間を驚かせた(楽しませた)、稀代の伝説的プロデューサー、自称「虚実家」、康芳夫氏によるネッシー探索記。真っ当な探検記・冒険記で研究書かと思いきや、そこはさすが康氏、ラストのほうには「陸でみつけたネッシーちゃんたち」といった女性についての章もあり、一気にトンデモ本の様相に。(失礼)この探索の企画自体がどこまでのものだったのかは今となってはなかなか図りしれませんが、一つの記録としてはなかなか面白く読める本ではあります。(勿論、真剣に取り組み、言及しておられる部分も多々あります。まあ、ネッシー自体が今もってまだまだ謎といえば謎の存在ではありますが・・・。)

それにしても、その後、当時よりは多くのことが解かってしまった現在においては、あの有名なネッシーの写真も(この本のカバーは合成ですが。)すっかりインパクトがなくなりました。しかし、何から何まですべてが明かされればいいってものでもなく、謎のままであるほうが、ゆとりがなく世知辛い現代の世の中において、ほんのちょっぴり夢やロマンが(この本の出版社は浪曼ですね。)あって良いのではと思ったりします。バーチャルな「ポケモンGO」が大流行する今、この本などはどう受け止められるのだろう?

ー 浪曼という出版社から出たこの本はちょっとレアです。(意外と見かけず、結構な高値となっていたりします。)当店の在庫分は三方に薄いシミや少しの汚れ、カバーのくすみなどがありますが、帯もしっかりついており、経年の割にはまずまず良好な状態です。ご興味をお持ちの方は、よろしければ一度ご覧くださいませ。ー

ポケモンもいいけど、この夏はネッシーを探しに行こう!

(以上はネッシー同様、捉えどころがないオッサンの戯言なので、あまり真に受けないでね。)

なお康氏の詳しい略歴などはこちらで。↓
康芳夫 - Wikipedia