連休明けは・・・。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

今日は朝から曇り空。午前10時現在さらにベタ曇りとなっており、もうまもなく雨が降りだしそうな気配です。台風の影響もあり、今日・明日はまとまった雨になりそうです。以前の大雨の時、店内に浸水したので、もう大雨は勘弁してほしいところですが。

飛び石連休も終わり、今日からまた通常の日々に戻られる皆様も多いかと存じます。あいにくのお天気ではありますが、もしも、ご所用などでお近くまでお越しの際は、よろしければちょっとした雨宿りがてらにでもお立ち寄り下さいませ。本日もよろしくお願いいたします。


好天に恵まれた連休最終日の昨日、世間や他のお店さんの賑わいをよそに、終日全くの閑散状態、ほぼ、ほとんど一人で過ごした一日でした。こうなるともう、店でもなんでもなく、本とCDなどが置いてあるただの倉庫、いや大半が自分のところから持ってきているものなので、たんに自分の部屋というべきか。もはや店の体をなしていない。まるで開店休業状態、訪れる方も皆無なところを果たして店と呼んでいいものか?おおよそネガティヴな考えばかりが支配する。NEW ORLEANS物を中心にSWAMP系(SMAPではありません。念のため)や懲りずにGEATEFUL DEADのCDなどを補充するが(相変わらず偏りまくってます。)、とにかく誰も来ない店ではかすりもしない。「ああ、これならやっぱりフリマでCDのたたき売りでもしていた方が良かったか。」などと不埒なことも思うが、それよりこの先の事を考えていこうと気を取り直し、仕込みをする。(でも今後は店の形態、在り様も考え直さなければならないかもしれない。まずは、やるべき事をやってからだけれど。)

それでも、わざわざ足をお運び頂きました皆様には心より御礼申し上げます。

開店直後お越し頂きました、いつもお世話になってますレティシア書房さん(ちょっと気になるCDのお話をお持ち頂いたり、色々とお話を。)、初めてお立ち寄り頂きました方、通りががりに店前の均一をご覧頂いてから、店内も見て下さったお近くの方はじめ、皆様、ご来店ありがとうございまいた。

こんな店にでも、ご来店下さる方がおられるのは本当に嬉しいかぎりで、出来る限り、実店舗もしっかりやっていきたいと(改めていう事でもないですが)思うのでした。


閉店後は掃除や片づけなどをさっと済ませ(なにぶん昨日のような日は店も汚れたりはしない。)、まずは御池まで歩き、地下街のZEST御池内のスーパーで閉店間際で値引きされた弁当を買おうと思ったが、時間がギリギリでもう片づけられていた。昨日の売り上げでは夕食は半額くらいになった弁当くらいが精いっぱいだったのだが。(またもセコい話となってます。すみません。芸風ですので、悪しからず。)

こうなればもう一つの選択肢は、そう、牛丼しかない。河原町三条のなか卯で夕食をすませ(なか卯は「牛すき丼」ですね。どうでもいいけれど。)、そのまま早めに帰宅しようと思ったものの、気がつけば錦通りを抜け、足は富小路から四条へと。結局、ジュンク堂の四条店に。(まあもちろん無意識などではなく、意図的にいっているのですが。無意識だとかなりアブナい。それに近いけどまだそこまではね。)

新刊を見ていると、音楽本の棚に『「ライヴ・イン・ジャパン」 コレクション1966−1993」』(鈴木道子編/河出書房新社)が並んでいた。これまでこのような来日アーティストを取り上げた「ライヴ・イン・ジャパン」物は何点か出ていたが、この本は今までのものとは切り口が異なり、それぞれのコンサートのパンフレットとその内容を軸としてその来日公演を振り返るといったものだ。(抜粋された記事も色々な書き手のもので、興味深い。-クイーンは内田裕也氏が書いていたりする。-)

コンサート・パンフはコレクターズ・アイテム、レア・アイテムとなっているものの多く、結構な高値がついていたりする。今のもののように(価格は高いが)よくあるような写真ばかりでビジュアル中心で味気ないものではなく(そして、これは世相なのか今の出版物の傾向にも言えることなのかもしれない。)、特に60〜70年代のものは読みごたえある記事が載っていたり、まるで一冊の特集雑誌のような愛のある編集がなされているものもあった。(たとえば93年のKINKSのもの等など。)

そしてサブタイトルに1966−1993とあるように取り上げられているのが、90年代前半までのもので、特に70、80年代が中心となっていることも(90年代はわずかしか取り上げられていない。)、僕にとってはリアルタイムな時代のことなので、より懐かしく、また身近に感じられた。(実際は行っていないライヴのほうが多いとしてもだ。でもディランやキッス!の初来日公演など当時行ったものは今でも鮮明に覚えているものがある。) 当時は一般的には「ライヴ」と言う言い方ではなくただ「コンサート」と言ってたように思うが、僕のまわりだけだったのだろうか。(ライヴ盤のタイトルは「ライヴ〜」ですしね。まあ、これまたどちらでもいいことではありますが。)

ただ懐かしいだけではなく資料(いったい何の?)としても欲しいとは思ったが、夕食に半額の弁当だの牛丼だのと言っている僕に税込3132円はすんなりと出せる額ではもちろんなく、経費で落とそうにもそんなものはどこにもなく(これ、前もネタに使ったな。)ちょこっと立ち読みするにとどめる。

その後ネットショップ用のマニュアル本を何冊か見る。(最近あまり触れてませんが、ネットショップ開設に向けての準備は進めております。もはや乞うご期待せずに?お待ち頂ければと存じます。一応、もうすぐ開設させていただきます。)

  • その後、マニュアル本は通販でオーダーしてしまいました。ジュンク堂さん、立ち読みばかりしてすみません。でもオーダーしたのはジュンク堂さん関連のネットショップです。(なんせ割引やポイントのキャンペーンなど色々あるもので、つい。出来るだけ実店舗で買うようには心がけてはいるのですが、金額が大きめだと・・・。 しかし同じ系列で実店舗とネットショップで -会員登録しているとは言え- 価格に差があって、しかも送料は無料で大丈夫なのだろうか?まあ、買う側にとっては有難い事なので、これ以上は考えないでおこう。どちらにしてもこの本は僕は経費で計上するので。「だから、そんなもんないやろ!」)

ジュンク堂を出た後、例によって?マルイの地下で値引きされたパンを買って帰宅。

それでもいつもよりは少し早めの帰宅となり、今日手持ちするものをCD中心に選び、準備する。連休最終日にしては店は寂しすぎる一日だった。明日(今日ですね。)からが思いやられると憂慮しつつも、すぐに寝てしまう・・・。

そして今日、昨晩の憂慮はまさに、完璧に現実となっている。連休明け、給料日前(の方も多いですよね?)、曇り空と三拍子?揃っている。しかも今日も補充したCDなどは、またも一般受けしそうにない物ばかり。(そういう店ではあります。なんせCDの売れ筋はGATEMOUTH BROWNやTAJ MAHALにBOBBY CHARLESなどです。-どのミュージシャンも最高だけどね!-)

ずっと曇りが続いているが、午後になってもまだ雨は降っていない。もう雨は時間の問題だとは思いますが、今日も19時まで営業させて頂いておりますので、雨のふらないうちにでも、ご来店お待ちいたしております。