大興奮!大疲労!大長尺!

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

今日も朝からどんよりとしたお天気。雨は大丈夫そうですが、すっきりしません。午後からでも陽射しが戻ってくれるとよいのですが。静かな1日になりそうですが、皆様、お近くまでお越しの際は、お立ち寄りくださいませ。よろしくお願いいたします。

昨日は休日返上で (と言っても半日くらいだが) 店で作業。朝から始め、なんとか昼過ぎに無理やり終わらせる。色々と葛藤や試行錯誤も?あったが、もうあまり考える時間も余裕もなく何とか仕上げる。自分では吟味・熟考型と都合よく思っているが、要はいつも考えすぎで、実行力、行動力に欠けるだけなのだ。なんとか辻褄合わせで乗りきってはきたが、もう少し積極的に動かねばとあらためて思う。(だけ?)

今回もHちゃんにかなり助けてもらった。あらためて、ありがとうございます。

ひと作業終え、ご近所のHiFiCafeさんで昼食のキーマカレーとコーヒー。先日、取材して頂いたライターさんがおられたので、少しご挨拶。(最初、気づかなくてすみません。) その後、銀行に寄り、店に引き返す。

15時すぎに、古書ダンデライオンさんにお越し頂き、出品の古本一箱をお渡しし (色々とありがとうございます。よろしくお願いします。)一応、作業終了。

もうブログの追記をアップする気力もなく (そうです。虚弱体質です。) 店を後にする。そういうわけ昨日でのブログは過去最短なのです。でも実際はあれぐらいでいいとも思う。(いや、きっとそうだろう。もう無理やり続けてた?あのウザい一句もついに途切れたしな。しかし近々・・・。) (もうこの際しばらくおやすみしましょうよ。) (いやいや・・・。)

その後、三月書房さんや京阪書房さんで買い物したり、ZEST御池のふたば書房さんでスリップのコピー(ここはコピー1枚5円なのだ。)したり。この時点で結構、疲労がかさんできていたが (またも虚弱体質です。) ふらつきながらもこの後、禁断の催し物に。

そうです。昨日はボブ・ディランのジャパン・ツアーの大阪公演の初日だったのです! でも、もう全く気力も何もなくあっさり断念。初来日以来ほぼ行っていたが、今回はついに行かず。Mr.Dごめんなさい。必ずまた来てください!。

(せめてグッズだけでも買いにとも思ったが、先生のツアー・グッズはいつも結構イマイチだった気がする。わざわざ買いに行くほどのものでもないような・・・。しかし先生の名誉のために?言っておきますが、前回のツアーの全アルバム・ジャケットのチロルチョコレートのセット!-しかも2種類-は出色だった。もったいなくて絶対食べられなかったけど。今は部屋で色あせてしまった・・・。さて今回のグッズは?)

話が大きくそれている。それでですね、実際にいったのは京都・高島屋で行われている恒例の「春の大北海道展」!じゃなくて、その隣のグランドホールで開催されている「円谷英二 特撮の軌跡展」なのだ。今日のこのブログはここからがメインなのです。今まではほんのイントロにすぎないのです。 (昨日の最短ブログから一転、今日はおそらく「ヨゾラ舎通信」始まって以来、最長必至だ。あの〜、もう読み飛ばして頂いて結構ですので。単に自分のために書いてる戯言のようなものですので・・・。)

まず、大賑わいの北海道展を横目に、入場料¥800支払い入場。

中では結構広い会場に特撮の神様、日本の、いや世界の特撮の草分け、礎を築いた円谷先生のキャリアが鳥瞰できる様々な展示物が。ドンズバに近い年齢の僕には、もうそれはそれは懐かしい物ばかり。(そして今もなお斬新と思えるところが凄い!)

縮小版だが東宝ゴジラはじめ怪獣映画、特撮映画のポスターから始まり、台本や絵コンテ、手紙、企画書などの資料物、当時のスタッフの生活の様子が生々しく再現された(居酒屋や旅館など)のセット、そしてもちろん様々な怪獣や怪人、宇宙人たちの大きなフィギュア(というか像というか)。小さな子供や(ほとんどがリアルタイムでこれらを見ていた、僕と同年代前後の客層なので、ほとんど子供の姿はなかったが。)怪獣などが苦手な人は(もともと来ないか。) 夜、うなされそうな迫力だ。しかも微妙に異臭がしているのが?、年代も感じさせて妙にリアルなのだ。

さらに巨大なセット(国立競技場だ!)やジオラマもあり、やはりどれもよく出来ている。もう随所で「おおっ!」「ああっ!」「ううっ!」「ええっ!」の連続である。大のおっさんが年甲斐もなく大興奮なのである。そんな中で個人的に一際目を引かれ、激しく反応したのが (アブナいなあ。) 、ところどころに展示されたかなりの数のソフビや人形、今でいうフィギュアや玩具各種、ソノシート少年雑誌などなどのグッズ類だ。中には袋にはいったまま未開封のものまである。「ほっ欲しい!」(子供のころは結構持っていた。)
しかしそれは子供時代の純粋な気持ちでなく、「これらはいったい、いくらぐらいで売れるだろう?」という腹黒い商売人の気持ちも入りまじり、随分と嫌な大人になったものだとあらためて思ったのである。

他にも仕掛けが色々あり、十二分に楽しめる内容だ。特に円谷先生関連なので当然ではあるが、対象が初期の怪獣・特撮映画期から「ウルトラQ」や「ウルトラマン」(もちろん初代ね。) までだったのも個人的にはよかった。(正直、セブン以降にはほとんど思い入れはないのです。)
最後は円谷先生の有難いお言葉(語録)に送られ、久々に?童心にかえり、胸を熱くしながら本会場を後にする。

しかしお楽しみはまだある。そう、グッズ売り場だ。(会場外なのでどなたでも買えます。) 大半は普段から売られている物だが、やはり会場限定の品がある。特にウルトラマンの小さなフィギュア、クリアイエロー・ヴァージョンだ。なんとお一人様2個までと、もったいつけられている。限定物にはとにかく弱い嫌な大人の僕は、一応迷うが(この姿もかなり怪しいな。) とりあえず1体だけ買う。でも、後でみたら限定と言えど1100個もあるようだ。ちなみに価格は税込み540円。対象年齢3歳以上だ。(僕は・・・。まあ以上だからな。)さっそく店に飾っておこう。

この「円谷英二 特撮の軌跡展」は京都高島屋7Fグランドホールで4月27日(日)まで開催されてます。興味のある方は是非どうぞ。お薦めです。

年甲斐もなく興奮し、またディランのライヴに行かない事に対し溜飲をさげた(言葉使い間違ってるか。) あと、疲れがさらにどっと押し寄せる。しかしこの後さらに
ジュンク堂タワレコ、「ブ」などいつものコースをブラブラし、夕食後、帰宅。

いつもは帰宅後、翌日手持ちする本をあれこれ引っ張り出すのだが、さすがにもう、気力、体力とも尽き断念。と言うわけで営業開始以来ほぼずっと続けていた商品の手持ちも今日はなし。と思いきや、(どないやねん。) 結局、本はあきらめたが身近にあるCDを色々掴み、持っていく事に。実はもう手持ちが習慣になっており、本当はしんどいのだけれど、持っていかないと落ち着かないのです。もうほとんどノイローゼですな。

やっとこの今日の長尺ブログも終わりに近づいてきました。。書いてるだけで疲れてきた。(しかしいったいこれは何のブログだ?) 日曜にお越し頂いた方々やラジオ出演時の面白い話を聞かせてくれたナカガワ暢さん、ジャズ・ピアニスト日吉直行さんはじめ皆様、最後で申し訳ないですがお礼申し上げます。ありがとうございました。

そしてここまで読んで頂いた忍耐強い皆様、ながらくのお付き合いありがとうございました。

ちなみに今日も一句は省略させて頂きます。  

(やったー。)