ちょっとした災難。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

朝から、梅雨そのものの、曇り空と蒸し暑さです。今日も、ここしばらくと同様、不安定なお天気になりそうです。日本の南の海上では台風が発生しており、来週の水、木曜あたりには、九州〜本州付近に接近しそうだとか。ちょっとした雨でも厳しいのに、台風となると、もう・・・。今からあれこれ考えても仕方ないのですが、憂鬱ではあります。(状況によっては対処を考えておかなければ。)

とりあえず、今日は大崩れしないことを願うばかりです。せっかくの週末ですが、このお天気では、外出も億劫になりがちかとは思いますが、皆様、何かのご用とかで、お近くまでお越しの際は、よろしければ、気晴らしついでにでも?お立ち寄り下さいませ。よろしくお願いいたします。


昨日も不安定なお天気で、曇り空が続いたものの、日中は、なんとか雨は降らずにすみました。そして、やはり終日、蒸し暑い一日でした。

そんな、すっきりしないお天気の中、ご来店頂きました皆様、ありがとうございます。

先日、ご来店頂き、リアルタイムで体験された音楽など、色々なお話をお聞かせ頂いた方に、早くも再訪して頂きました。昨日も、さらに面白いお話、貴重なお話などを色々と。聞けば聞くほどに興味の尽きないお話ばかりでした。

その後も、時折、ご用事の帰りの際にお立ち寄り頂いてます方、(いつもCDをじっくりご覧いただいてます。) そして、いつもはお通りにならない(それはそうでしょう。よほどの事がなければ、通る必要など全くない通りなのです。残念ながら。) 新烏丸通りを、たまたま通られて、見つけてくださりお立ち寄り頂いた方(今後も、たま〜に気分転換にでもお通りになって下さいませ。)はじめ、皆様、ややこしいお天気の日にややこしい店へのご来店、感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

19時の閉店くらいには、雨がパラつき始める。昨日は、帰りに色々と寄りたいところがあったため、掃除や閉店後の作業を、速攻で片づけ、店を出る。幸い雨は、その後、たいして降っておらず、速足で河原町三条界隈まで。

20時の閉店間際の朝日会館のジュンク堂に滑り込み、昨日発売の交通新聞社散歩の達人MOOK「京都さんぽ」をチェックする。実はまるごと一冊(だったのですね。)、京都特集のこの号に、当ヨゾラ舎をとりあげて頂いているのです。カリー×コーヒー×古本というコーナーで、レティシア書房さん、マヤルカ古書店さんとともに掲載して頂いています。オシャレで、有名な両お店さんとともに、なぜ、オシャレとはほど遠い(対極の)そして、まったく有名でない(超無名の)当店をとりあげて頂いたのかは、まったくもって謎ではありますが、もし、どなたかご紹介頂いた方がおられましたら、この場で御礼申し上げます。

色々な切り口で、京都の様々な場所やたくさんのお店が紹介されている楽しいMOOKになっています。皆様、書店さんなどで見かけられましたら、どうぞお手にとって、ご覧下さいませ。(書店さんによっては、かなりの冊数、入荷しているようです。)

(なお、当店の記事の店内の写真のなかで、所在なげに、傍観者のごとく、ぼんやり、ぼ〜っと佇んでいる人物はいったい?他ならぬ・・・。)

その後、夕食に木屋町三条界隈の某飲食店に。昨日は3日連続の牛丼は(自ら強引に)回避したのですが、それが災いしたのか?ちょっとした災難に巻き込まれた。

カウンターに座っていると、突如、二席くらい横に座っていたおっさんが、(一言もなく)突進してきて、僕の前に置いてあったお茶のポットを強奪しようとした。(この表現はおおげさではありません。) そして、その弾みにポットが僕の湯呑にあたり、倒れ、まだ満杯だったお茶が一面にぶちまけられた。(この表現もほぼ正確です。) おっさんは焦り、なにかぶつくさ言いながら、カウンターに置かれていたペーパーでカウンターや床を拭き始めた。(普通、あれだけまき散らされていれば、定員さんに言って拭いてもらうか、布巾を借りるかするだろう。卓上のペーパーくらいでは埒があかない量だ。)その間も、お茶をこぼされた僕への謝罪や気遣いの言葉はなく、なんだかひたすら呟きながら拭いていた。

あきれるやら怒りがこみ上げるやらだったが、抗議し、怒鳴りそうになる自分を抑えた。(ふた昔前の僕なら、即、ぶっとばしていたかもしれないけど。おっさん、今の僕でよかったな。) 湯呑は僕の正面でなく、やや左側に置かれていたので、奇跡的に、服やスニーカーには、ほんの、ほんの少ししか、かかっていなかったことや、結構、たくさんのお客さんが食事していたこともあるが、(ここは大人の対応ってやつですな。エヘン?) なにより、その人物(おっさんのことね。)は、この店で頻繁に数々の奇行を繰り広げている名うての変人だったからだ。僕もわりとよく行くこの店で、もう何度もその奇行を目撃している。詳しくは書かない(書けない)が、なかなかに凄まじいのだ。(実はこのおっさんの近くには、極力座りたくなかったのだが、やむを得なかった。)

本来なら、こういう場合、すぐ店員さんがきて掃除しそうなものだが、見て見ぬふりだった。これはこれで問題だし、けしからんし、腹もたったけれど、店員さんも、常に奇行を続けるこのおっさんとは関わりたくはなかったのだろう。-だからと言って対処もなにもしなかったのは、やはりダメではあるが。店長さんと店員さん、ふた昔前の僕でなくてよかったな。- 店の名前出してもいいのだけれど、今回は大人の対応をしておこう。〈あんたも何者や?〉どうしてもお聞きになりたい方は、また当店にお越し頂いた際にでも。)

なんとかカウンターと床の一部のお茶を拭き取ったおっさんは、おもむろにトイレに駆け込んだ。(まだ床はかなりびしょ濡れだ。) だが、これは昨日に限った話ではなく、中で何をやっているのか、自分の食事中であろうが食後であろうが、おそらく、いつも数十分、一つしかないトイレを占拠するのである。昨日も相当時間、トイレを占拠し、トイレを使いたいご婦人が困っていた。とことん迷惑なおっさんなのだ。(またも店員は何の対処もせず。まあ、対処のしようもないかも。)

僕はその間、空いていたテーブル席に移る。最初からこちらにしておけばよかったか。タイミングが悪いな。また、怒りがこみ上げそうになったが、なにせ相手は、もう、あさっての方向にイっちゃってる人物だ。危険ですらある。「まあ、明日のブログのネタとしてはいいかも。」などと思い自分をおさめる。(結果、今、この長尺のネタになっているわけですが。) 

運ばれてきた食事を素早くかきこみ、(この後、まだ寄るところがある。)帰ろうとした時、バッグの肩紐が濡れていることに気づいた。服は大丈夫だったが、こちらは結構、湿っている。おっさんはと言えば、すでにトイレから出てきており、また少し、傍から見れば意味不明の奇行をしたあと、なに喰わぬ顔で自分の席へと戻っていた。

さすがに温厚な大人の僕も?、ちょっと我慢できずに、帰りがけにおっさんのところへ行き、一応、周りに配慮して、極力、声を荒げず、上品に?「こらっ、おっさん、ええかげんにせえよ!肩紐、濡れとるやないか。訴えるぞ、このボケ!」と紳士的に(いったいどこが?) 言い放ってしまった。

おっさんは、消え入るような小声で「しゅんましぇん。」と言ってうつむき、ちょっとうなだれたようだった。(あのー、これって、それまでのなりゆきや事情をご存じない方がみれば、見ようによっては、僕の方がからんでるように見えませんかね?なんだか、僕が悪者のような、酷い人間のような・・・。気をつけよう。?実際の僕は、自分で言いますが、暴力的で乱暴なな人間では決してありません。もうホント、おとなしい羊のような小心者です。誤解なきようお願いいたします。干支は猪ですけど。) それ以上は、もう時間の無駄なので、店を出る。(なんか捨て台詞のようで、冴えないオチだな。)

文章にするとかなり長くなってしまったが、実際はこの出来事は、そう長い時間のことではない。(このブログのこの部分には随分と時間〈とスペース〉をとってしまったけれど。)

店を出た後、店の備品などを購入するため、界隈の百均を2軒まわり、その後四条河原町のOPAに。タワレコでジャズのフリーペーパーなどを貰い、いつもなら寄る、階下の「ブ」はいったんスルーし、先にジュンク堂の四条店に。朝日会館のジュンク堂では時間がなく、チェックできなかった新刊や新書の新刊案内をチェックする。(「考える人」の最新号が出ており、文庫の特集だった。買うかどうか迷ったが「考える人」だけに僕も少し考えることにして!とりあえず見送る。面白そうだったけど値段もそこそこだしね。)なお、こちらにも入口、正面の平台部分に「京都さんぽ」が積まれてました。

そして、ジュンク堂を出て、富小路の四条から、もう一度、四条河原町に引き返し、再びOPAに。結局「ブ」に行ってしまう! (何でそこまで。) 何があるということもなく、さっと出て(行く必要ないやろ!)、向かいのKotoクロスのBOOK1stに。ここも、閉店前だったので、さくっと見る。ほとんどが、意味ない行動ではあるのですが、怒涛の行脚を経て、ようやく帰路に。やや暑いアパートの部屋でちょっと本を読んで就寝。しかし、余計な事に巻き込まれてしまった一日だったな。(やっぱり身分相応の?牛丼にしておけばよかったかな。たとえ3日連続でもね。)


今日は、曇りのあと、少し雨が降ったが、今はまた治まっている。店は今までのところ、いつものように沈黙が続いている。この後、お天気とともに、店も少しでも回復?してほしいものです。無論、お客様が少ないのは、(多少の影響はあるものの) 天気のせいではないことは明白だ。まだまだ、店の力が足りないだけなのだ。もっともっと店頭の商品を充実させていかなければ。でも、あまり天候に左右されない(であろう)ネットの通販も進めていかなければ、などと優柔不断でブレまくる僕は、つらつらと思うのでした。


(それにしても、前述の飲食店でのトラブルの部分で、かなり面白いギャグと言うかシャレを思いついたのだけど〈面白がってるのは自分だけかもしれないけれど。〉、すぐ忘れてしまった。なんだったかなぁ〜。まあ、どうでもいいことですけどね。さあ、仕事、仕事・・・。)