現実逃避の後は。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

今日から、また当店の1週間が始まりますが、梅雨もいよいよ佳境にはいってきており、さらに台風の接近も相まって、まったくの不穏なお天気でのスタートとなってます。

午前10時すぎの今は、まだ雨は降ってませんが、時折、陽が射すものの、空は、大方は雲に覆われています。そして、何より半端なく湿度が高く、蒸し暑さが、じっとりと纏わりついてきます。おそらく、今日も不安定な天候で、ずっと、この蒸し暑さが続くのでしょう。いつも以上に、体力も消耗しそうです。

そんな不快なお天気ですが、皆様、お近くまでお越しの際は、よろしければ、お体を休め、本やCDをゆっくりご覧頂きながらの、体力の回復がてらにでも?お立ち寄り下さいませ。よろしくお願いいたします。

今さらではありますが、先日の日曜日は昼過ぎ頃から、ずっと降り続いた強い雨もあり、もう全くのお手上げ状態でした。(市役所前の広場で開催されていたフリマもさぞかし厳しかっただろう。) 先の、このブログで、店の不振とお天気などはほぼ関係ないなどと、うそぶいて大きくでてしまったが、確かにそれは事実なのだが、終日の激しい雨や台風となると、(立地が立地だけに)さすがに、影響はしてくる。(まあ、その日曜が物凄く、良いお天気だとしても、また店は厳しい状況だったかもしれないけれど。)

天気のせいばかりにするつもりはないけれど、今後、台風の接近時などの、大荒れの天候時の、店の在り様には留意しなければとは思う。

その日曜は、そそくさと閉店作業と片づけを終え、店を出た後、まだ降りやまぬ雨の中、とりあえず河原町三条界隈まで歩き、夕食を。そして、アーケードのある三条、寺町、四条の各通りを歩き、(さすがに繁華街と言え、いつもより人出は少なめ。その人出のうちの多くは外国人観光客と見受けられた。) 富小路ジュンク堂へ。

先日来、購入を迷っていた「考える人」の最新号(文庫特集)をパラパラと捲る。一旦おいて、他のコーナーを見ていると、西村賢太氏の最新刊「随筆集一私小説書きの独語」(角川書店)が目に入り、あっさりとこちらを購入する。氏の書籍は出来る限り新刊で出た時に買っていたのだが、このところ小説や日記、対談集などが、結構なペースで出ているので、なかなかすべては買い続けられていない。しかし、本作は、僕の大好きな随筆集(氏の三作目のもの)と言うこともあり、迷わず買ってしまう。店の状況、僕の経済状況を考えると、簡単には買えないのだけれど。

それにしても、7月から8月にかけて、気になる新刊が相当数、発売される予定だ。そのほとんどが、今の僕にとっては、どれも充分に高価なもので、とてもではないが依然とは違い、おいそれとは買えそうにない。それらを手に入れるためには、やはり店を立て直し、少しでも稼いでいかなければと、何だかおかしな?理屈づけをしたりする。(ほんとに志が低く、まったく小さな話であるけれど・・・。)

ジュンク堂を出ても、雨はまだ降りしきっており、いつもなら、さらに「ブ」など、あちこちをうろつくのだけど、この日はイマイチ気分がのらず、(新刊書籍を買い、購買欲が満たされている?または抑止力が働いている?こともあったのか)、そのまま帰路につく。(これが普通かもしれないけれど。それにしても、やはり雨による心理的な作用はあるのだろうな。雨のせいにするのは、ちょっと悔しいけれど。)

帰宅後、1週間ぶりにHちゃんと、電話であれこれと1時間ほど話してから就寝。

明けて定休日の昨日は、朝からまたも、どんよりと冴えないお天気。そして、蒸し暑い。早めに目覚めてはいたが、なかなか起き上がれず、朝食を摂った後、寝転んで、ひたすら、前日に買った西村賢太氏の新刊を読む。いつもながら面白く、ついつい読み耽ってしまう。読了すると、正午を過ぎていた!しばし、現実逃避しすぎたか。

昨日も、部屋の片づけの続きや、洗濯、社会保険事務所行き(だったっけ?年金の要件は。)などなど色々と所用もあったのだが、気にしながらも、あっさりと放棄し、相変わらずのだらしなさで、結局その後も、現実逃避を決め込むことにする。

昼すぎに、のこのこと起き出し、すでにかなり暑くなっている部屋を抜け出し、街中へ。銀行で所用を済ませた後、HiFiCafeさんにお邪魔して、遅い昼食にいつものキーマカレーとコーヒーを。

当店にも何度もお越し頂いていますお客様がおられ(本を頂いてしまいました。ありがとうございました。)、あれやこれやとお話を。色々な話題で、延々と話し込んでしまい、気がつくと18時半頃になっていた!なんと4時間以上お邪魔してしまった。!店主様、いつも長居ばかりで、ほんとにすみません。ありがとうございました。) 

その後、ほかに色々と寄ろうと思っていたところがあったのだが、これまた断念し、木屋町通り沿いの元・立誠小学校まで歩く。ここで8/16〜22の間、公開される、昨年8月に急逝された、あの山口冨士夫氏(exザ・ダイナマイツ村八分、TEARDROPSetc)のライヴドキュメンタリー映画「皆殺しのバラード」(川口潤監督作品)の前売りチケットを買いに、3階の立誠シネマへ。残念ながらチケットはまだ出来ておらず?フライヤーだけ貰い、後日、出直すことに。最近、ライヴや映画などにはめっきり行かなくなった(行けなくなった)僕だが、これは絶対に見ておきたい映画なのです。(映画のポスター、カッコいいなぁ)それはそうと、この元・小学校のトイレは、夜は少しばかり怖いなぁ。雰囲気あるなぁ・・・。)

ちょっとがっかりしながら?通りを抜け、四条河原町へ。某ファストフードで夕食を摂りながら、あれやこれやとしたり、考えたり?ようやくブログの追記を更新したりする。(物凄く、手抜きになってしましました。すみません。) 

ここまで散々、現実逃避し続けたが、まだ暑い部屋に帰る気になれず、阪急で烏丸まで行き、四条烏丸にあり、遅くまで開いている新刊書店で、まだ購入を迷っている「考える人」の最新号の文庫特集を座り読みする。(いい時代だ。座り読みなんて。でも、大丈夫ですか、書店さん? 今度は、何か買わせて頂きますね。)

いつもと変わらぬ時間の帰宅となり、予想通りに暑い部屋で、昼間に頂いた本を読みながら寝てしまう。(そういえば、2日連続で「ブ」には行かなかったな。いい傾向なのか?)

なにもせず、タラっ〜と過ごしてしまった一日だったが、それなりにリフレッシュはできたような・・・。

今日から、また気分新たにやっていかなければ。(部屋の片づけもね。)


予想に反して、少し晴れ間が見られ、陽が射している。しかし、この時期の天気はあてにならないだろう。早く、あまりお天気に左右されず、いい方向で安定した店にしていかなければと思う昼下がりなのです。