祇園祭山鉾巡行、再び。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

もう言うまでもなく、今日も朝から(夜通しでしたが)強烈な暑さです。午前9時半頃から祇園祭後祭の山鉾巡行がスタートしており、晴れ間が広がるまずまずの好天なのは幸いですが、この暑さは巡行している方々、見物客の方々、警備の方々など皆さんにはちょっと大変かもしれません。まあ、それも含めての京の夏の風物詩ではあるのでしょうけれど。

出勤途上、巡行を待ち構える多くの人々で賑わう御池通りを渡るとき、遠くに見える先頭の山を横目にしながら、今朝も数十枚のCDを下げて、ひたすら歩いていると汗が噴き出してきます。

店に着き、たまらず冷房を入れ、しばらくするとやっと汗もひき、少しほっとします。京都の厳しい夏の暑さはまだまだこれからで、しばらくはこんな朝が続きますが、店でほっとしてばかりはいられないので、これからホットな店にしていくように、しっかりやっていきたいと思います。(無理やりこじつけました。ちょっと-かなりか-意味不明ですが、まだ脳が暑さにやられている状態ですので、どうかご容赦下さいませ。)

皆様、このあともさらに暑さが増していきそうですが、巡行見物のあとの散策や何かのご都合などでお近くまでお越しの際に、よろしければお立ち寄り頂き、しばしの暑さしのぎでもしていって下さいませ。よろしくお願いいたします。(「ホットな店に〜」とは言っても、一応クーラーは入れておりますのでご安心を・・・。)

昨日も概ね良好なお天気でしたが、やはり相当な暑さでした。そんな暑さのなか、ご来店頂きました皆様、ありがとうございました。

開店後、まずは以前から何度かお越し頂いてます本、音楽好きの方が。買い取りのCDをお持ち頂きました。古本や音楽のお話、ウラ話?など色々と。午後からは、最近よくお訪ね下さる方や落語や芸能関係、音楽や古本関連の本をお集めになられている方にそれぞれ再訪して頂きました。その後、100000tさんのtwitterで当店をお知り頂いた方、通りががりに見つけて頂いた、素敵な書店さんにお勤めの方、さらに、ブログをご覧頂いており、福知山からご用事で京都市内にお越しの際にお訪ね頂いた方はじめ、皆様、歩くだけでも汗が出る暑さにも拘らず、足をお運び頂き、また、小さな店ですが本やCDをじっくりとご覧頂き、本当に感謝いたします。今後ともよろしくお願いいたします。

手持ちしたCDの一部を品出ししたり、夕方訪ねて頂いた、いつもお世話になってる方と、なぜか昭和のプロレス(実は僕は昭和のプロレスは物凄く好きなのです。)や格闘技の話などしているうちに閉店時間となる。

店を出るのが少しばかり遅くなったので、夕食は御池の京都市役所前丸亀製麺で、手早く?食べられるぶっかけうどんなどを。昨日もCDのチェックや整理などしなければならなかったので、なんとまたも両「ブ」には寄らず、備品の買い物をし、四条河原町KotoクロスのBOOK1stにちょっと寄り、マルイの地下で40%引きになっているパンを買い、帰宅。

帰宅後は、日中、嫌になるぐらい熱されてサウナのように蒸し暑い部屋でCDをチェックして、今日手持ちするものを選ぶ。(まだしばらくこの作業をしないと、なかなか片づかない。) その後、エアコンで部屋を冷やしてから寝るが、深夜でも暑さは治まらず、何度か目覚める。寝苦しい夜は当分続き、睡眠不足の日々が多くなりそうだが、一人で店をやっているので、今まで以上に体調管理、夏バテには気をつけなければと、ぼんやりした頭で!思う。


現在、正午過ぎ。49年ぶりに復興した祇園祭後祭の山鉾巡行は、滞りなく進んでいればもう終わっているだろう。大型の鉾が多い前祭の巡行に比べると、いささかこじんまりとしてはいるようだが、(巡行する山鉾の数も前祭の約半分くらいの10台、そのうち山が9台。)なんといっても、後祭には今年の目玉、150年ぶりに巡行復帰するエース?の大船鉾が大トリを飾る。(ちなみに巡行のコースは前祭りとは逆。)皆様、華麗な山鉾の姿を楽しまれたでしょうか。

そんな大賑わい、たいへんな人出とは、いつもながら全く無縁の店の前の通りや、当ヨゾラ舎は、いつもどおり、いやいつもよりも一際、閑散としている。(混雑しているメインの通りの御池から北に上がるほど人影はまばらに。) そういえば、今日は当店にとっては「魔の木曜日-Black Thursday-(勝手に言ってるだけです。)」だった。いつものことなので、もう慣れているとはいえ少しナーバスになりがちだが、今日は色々と作業が多いので、粛々とこなして店の不調は忘れてしまおう!?(うーん。それでいいのか?・・・)

PS:最近、音楽好きの方とお話していると、話題になることが多い映画、「黄金のメロディ〜マッスル・ショールズ」が8/9(土)から京都みなみ会館で公開されます。ソウルやロックなどの数々の名盤が作り出された、アメリカ南部、アラバマ州のマッスル・ショールズの伝説的なレコーディング・スタジオ(フェイム・スタジオ)のドキュメンタリー。多くのミュージシャンや関係者の証言や貴重な映像や写真が満載で、音楽ファンにはたまらない内容の映画です。このスタジオから生み出された名曲や名盤は数しれず、僕も好きな作品がたくさんあります。なかでも個人的には、敬愛するギタリスト。デュエイン・オールマンがセッション・ギタリストとして様々な録音に参加している点がより興味深いところです。実は普段ほとんど映画を見ない僕ですが、この映画は是非見てみたいと思います。(同じ時期に山口冨士夫ドキュメンタリー映画も公開されます。8月のこの短い期間に映画を2本なんて、僕にとってはあまりないことです。) 

黄金のメロディ マッスルショールズ|7月12日新宿シネマカリテほか全国順次公開予定