空は秋色から。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

今日は青空が戻り、また朝から気持ちの良いお天気です。気温は低めで、青空もどことなく、もう秋から冬へと向かう気配を漂わせています。これからは紅葉もより深まっていくことでしょう。色づく京の町を満喫できるシーズンがやってきます。平日ながら、修学旅行らしき女子学生たちが足どりも軽く、町中を闊歩してました。秋の京都を楽しんでいただきたいと思います。

皆様、気持ちの良い晴天のもと、ご所用、散策などでお出かけの際にお近くまでお越しになられましたら、よろしければ、小休止にでもお立ち寄り下さいませ。修学旅行でお越しの皆様も、もちろん大歓迎です。(そんな超々マニアックなスケジュールを組まれてる方はおられないとは思いますが。それに、よほどの偶然でもない限り、まず通らない通りですしね。でも、もし何かの間違いで新烏丸通りに迷い込んだ際は?覗いてやって下さいな。道案内もいたしますよ。) 皆様、今日もよろしくお願いいたします。

昨日は、午後から雨が降り出し、以降ぐずついたお天気が続きました。時代祭はややこしいお天気の中でも無事、予定通り執り行われたようです。あのようなお天気にしては、当店のある新烏丸通りもいつもよりは少しだけ通られている方も多いように見受けられました。(まあ、いつもが尋常でなく人通りが少ないので、多少多いといっても・・・。)

しかし、多少の人通りなどもまったく無関係。店にはかすりもせず、開店後から閉店時間まで、始終、もう内心気が気でない時間が続いた。かくして昨日は、当ヨゾラ舎、今年3月1日の開業以来、最も悲惨な一日となってしまった。そして、(短すぎて、たいした歴史などないにせよ)ヨゾラ舎の歴史に残る一日にもなった。(もちろん負の歴史です。)大げさだとお思いになるかもしれませんが、ほら、よくある「歴史的な大敗」ってやつですか。まあ、そのようなものです。正直、ここでこれ以上何も書くことすらない状況なので、こうなれば今日から開き直って?、 一からやっていくしかないだろう。これから、まだまだ色々とあるだろうし、引きずってもしかたがない・・・。(それも、長くやれればの話だが。)

そんな中、夕方ごろ、百万遍古書店、「星と蝙蝠」さんがお立ち寄り下さり、お店のこと、ネット通販のことなどなど色々なお話を。何かと厳しいなかですが、「星と蝙蝠」さんも色々と考えておられ、積極的に動いておられます。僕も今の状況で落ち込んでばかりはいられないので、気を取り直し?今後に向けてやっていこうと思う次第でした。蝙蝠さん、(興味深いお話も含め)ありがとうございました。

その後、少し作業をしているうちに、ついに閉店時刻に。歴史的な負の一日が確定された。一応、最後まで一縷の期待はし、さらには20時まで、いやお客様に来ていただくまで、ずっと開けていようかなどとも思ったが、思うだけで!実際はあっさり閉店後の片づけ、掃除を済ませ、早めに店を出る。

昨日は、とてもではないが夕食を食べられる状況ではなかったが、なかば、ヤケ気味、そしてゲン直しのつもりで?無謀にも、いつもより倍近い額の夕食を、木屋町三条界隈の店で。(と言っても700円いってません。でも昨日の僕には、それでも十二分に狂気の沙汰だ。それが現実だ・・・。)

結局、ちょっと食べすぎ(あまりにも間抜けだ。)、腹ごなしに?100円ショップ、ジュンク堂四条店、OPAなどを廻り、帰路につく。

帰宅後、手持ちするレコードをチェックし、以前買った文庫を少し読んむ。2日連続で賑わったことなど、かつてない当店だが、2日連続で極端に悲惨だったことも意外と少ない。(「ない。」ではなく「少ない。」です。)きっと明日は、と自分の努力不足を棚にあげて、思いながら就寝。


そして今日。「世の中、見捨てたものじゃない。」と思いきや、実際は「世の中、そう甘くはない。」だった。お天気は見事に回復したものの、店に回復の兆しは一向にない。もう「魔の〜曜日」なども昨日のことを考えれば、曜日など関係ないだろう。これはきっと、「ぼーっとせずに、今後のために空いてる時間にしっかり仕込みしろよ。」ということだろうと思うことにして、作業していきます。

でも、空いてる時間などいらないので、何よりも皆様のご来店、心よりお待ちしております。