この寒さの向こうには。

本日、ヨゾラ舎、11:00〜19:00まで営業いたします。

今朝は、少し晴れ間も見られるものの、曇りがちなお天気で、昨日よりさらに寒さが増しているようです。昨日は昼の半ばころから快晴でしたが、今日はこの後、不安定なお天気になるようです。まあ、本格的な春は、もうそこまでやってきています。この寒さの向こうに、暖かで穏やかな春の日と桜の開花が待っていることでしょう。

今日からまた、ヨゾラ舎の1週間が始まります。当店にとりまして、4月に無事、営業を続けられるかどうか、生き残りをかけた1週間になります。(ちょっと大袈裟かと思われるかもしれませんが、実際そんなところです。)

皆様、この時期、日々何かとお忙しいかと存じますが、もしも、何かのご都合などでお出かけの際に、お近くまでお越しのなられましたら、よろしければ、少しばかりでもお立ち寄りいただき、本やCD、レコードなどごゆるりとご覧下さいませ。今日も、そして今週もよろしくお願いいたします。


まずは一昨日、日曜日にご来店いただきました皆様、ありがとうございました。

いつもお世話になっておりますレティシア書房さん(お店のことなどのお話やご意見をお聞かせいただいたり。)、いつもお立ち寄りくださる白ひげ舎さん(楽しいお話をあれこれと。嬉しい戴き物も。)、以前にもお越しいただいてました音楽も本もお好きな方、何度かご来店いただいております音楽好き(特にジャズがお好み。)の方と本好きの方、以前からご来店いただいており、このところ、よくお立ち寄りいただいてますAさん(女性)、そして、大の音楽、レコード・マニア、フリーク(褒めてます。)で、いつもディープな音楽などのお話となるAさん(男性)、ーAさんと僕のオヤヂ二人のややこしいマニアックなレコードなどの話に、居合わせた若い女性のAさんはやや引き気味、戸惑い気味。このところ、レコードにも興味を持ち始めておられるAさん(女性)ですが、おかしなオッサン連中の話は聞き流して、真っ当なレコード道?を歩んでほしいと思います。決しておっさんの真似はしないようにね。道をはずずと大変ですよ。− 。皆様のご来店にあらためて感謝いたします。

先週は水〜金曜のそれこそ絶望的なまでの悲惨さに、先行きが全く困難な状況でしたが、土、日曜は皆様の多大なご協力で、首の皮一枚、何とかつながりました。ありがとうございました。行く手は、まだまだ厳しい茨の道で、依然、その先行きも不透明ではありますが、存続のため、日々、出来ることをやっていきますので、よろしければ、引き続きのご支援、お願い申しあげます。

この日は片付けや何やらで手こずり、店を出るの遅くなり、河原町三条界隈での、これまた遅い夕食のあと、通りを速足で抜け、帰路につく。日曜の遅い時間でも、まだ繁華街にはかなりの人通りがあった。(いつもは繁華街とは言え、日曜の夜は人出はそれほど多くはないのですが。)やはり各地からの観光客と新たに京都に生活の場を置かれる方が増えているのだろう。

昨日は、定休日。やらなければやらないことや訪ねたいお店があったりしたのだが、例によってポンコツ状態で立ち上がりが遅くなり、最小限の所用を済ませ、HiFi Cafeさんでの昼食後、ウロウロしているううちに一日が終わる。いつもながらのだらしなさには、我ながら情けない。

そんななかで、昨日は某新刊書店で、先日発売された「はじめてのレコード」(DU BOOKS)を見る。このところのアナログ・レコード・ブーム(とマスコミはじめ色々なところで盛んに取沙汰されています。)を反映してか、昨年の後半あたりから、主に、レコードに興味を持ち、これからレコードで音楽を聴こうとされているアナログ盤初心者?の方々を主な対象とした、ガイド本、マニュアル本のような類の物が、結構出版されている。(主にMOOK形態が多いかな。)

今や、音楽を聴くのも、配信・ダウンロード主体のデジタル式が主体となっているが、その反動なのか、それとも逆に目新しいのか、一時は過去の物となり、一部のファンやマニアの方々など愛好者(しかし、それは熱烈なものではありますが。)の間でのみ生きながらえてきた (DJカルチャーの中でもアナログ盤は主流ではあったが、個人的には、こちらは少し視点が異なるように思います。) レコードが再び注目を浴びているのは、特に若い世代の方々が興味を持たれ、またレコードから離れていた方にも再び見直されることは、(現在はアナログにそうこだわることはないとは言え)アナログ・レコード世代で、以前、随分を血道をあげてきた(そう、それこそ人生を懸けていたと言ってもいい時期もあったな。今思えば幸せな時期だったな。それと同時にちょっとヤバかったかも。)僕としても嬉しいことではあります。レコードには音質はもとより、ジャケットのデザイン、そして全体の質感などなどに独自の魅力があるのは言うまでもありません。(まあ、その価値があまりにも絶大になりすぎているようにも思う日本盤の帯に関しては、色々な意見があると思いますが、ここではあえて触れません。長くなりすぎるので。まあ、所詮趣味の世界のことだし。) そして奥深い世界があります。(深みにはまりすぎると、それこそキリがないですけどね。楽しくも、ちょっと恐ろしいかも? 何事もあまりにマニアックになりすぎるとキケンですが。まあ、ほどほどにね。ー「お前が言うな!」と言われそうだけど、僕はもう足を洗っております。ハイ。−) もしも、これがたんにブームだとしたら、ブームには必ず終わりがくるけれど、この機会にアナログ・レコードに接し、その魅力に目覚めた方には、できれば末永くレコードで音楽を聴くことを楽しんでほしいと思います。(もちろん、デジタルにはデジタルの良さはあります。それにしても、こうなるとCDの立場?ってかなり微妙だな・・・。)

今後、中古レコードを売っていこうとしている僕は商売的にも望ましい状況になりつつあるのは歓迎すべきことです。(やっと本音と本題が。しかし、長〜い前フリやな。)引き続き、数は多くはないけれど、また、それほどマニアックなものやレアものもないですが、頑張って出していこうと思います。これから、レコードをと言う方はよろしければ、一度お訪ねいただければ幸いです。(マニアの方には物足りないかと存じます。すみません。)

今日は久々に長くなってしまいました。思うことが色々あったもので・・・。

その間にお天気は二転三転、雨が降ったり止んだり、時に晴れたりとややこしいことこの上ない。そのたびに店前の百均台を入れたり出したりとアタフタする。寒さは相変わらずで、先日までの春めいた気候が一気に冬ざれた感じに。

今日は、エアコンの暖房をつけて、この後も19時まで皆様のご来店お待ちいたしております。お寒いなかではありますが、よろしければ、覗いてやってくださいませ。

(やはり、今日はちょっと長すぎましたか。レコード磨かなきゃ。本も品出ししなきゃ・・・。おっと、ブログでの商品のアップは?)